2012-05-06

5/5 Comin' Kobe 12 @神戸ワールド記念ホール他

今年もComin' Kobe12に行って来ました。感想をざっくりと。

9:30ぐらいに行ったんですがリスバン交換の列の長いこと長いこと。結局1hぐらい並んでたのかな。一発目に見たのはキバオブアキバ。話題性抜群だけあってキッチンステージギチギチの客入り。一発目からみんな暴れ散らかしてて、アウェーっぽさをまるで感じませんでした。どんだけ暴れてもオタ芸をしている人を邪魔しないのがモッシャーの嗜みだということは、実際にライブに行ってみないとわからないことの一つでありました。…根暗なメンタリティとピコリーモって相性悪いはずなんだけど、相性悪いからギャグ足りうるわけで、だから面白いんだろうなぁ。

速やかにGreen Stageに移動して後方からSiMを観戦。パフォーマンスは良かったと思うのだけど、僕自身は不完全燃焼だったかな。野外ステージなので音が小さくて、暴れてたら曲についていけなくなってしまうのです(´・ω・) とは言え登り調子のバンド、勢いは十二分に感じられたかな。

その後ドミノ・ピザをかっこんで、体育館でWhite AshScenarioartmudy on the 昨晩を立て続けに見ました。途中から見たWhite Ashは思ったよりもポスト・パンクやUSオルタナっぽいラウドさがあって、ドンピシャとまでは行かなくとも意外に楽しめた感じ。ScenarioartはMCで「明日世界が終わるとしたら君はどんな一日を過ごしますか?」とか「君も僕も宇宙の一部になって…」とか言い出して、あんまりにもセカイ系こじらせすぎて腹筋にやさしくなかったwwwうぇwww けども、鉄琴持ちだしてきてのポストロックやらダンスパートやら引き出しが多いし演奏もわりと安定してるしで、実力派なんだなぁと思ったりもしました。インパクトはあったし興味は持ちました。mudyは縦ノリすぎて面食らったねーw 体育会系縦ノリでじっくり見ることもかなわず、想像以上に踊って暴れることに。楽しかったけど、何をやってるかわからなくなることが多々あったので、もっと曲を覚えてから行きたいねーとやや後悔。

そのあとは外に出て気仙沼ホルモン(めっさうまい)を胃に放り込んだりした。フェス飯は普段食わねーようなもん食ってこそなんぼだと確信した次第。この後の予定はGoliathまでなーんにも考えてなかったのですが、せっかくだからThe冠を見に行きました。その前に出ていたアカシアオルケスタというボサ・ジャズバンドも成り行きで鑑賞。エレピ・ベース・女性vo.・ドラムとシンプルな編成ながら、強いグルーヴ感とちょいブルージーでもりもり歌うvoがとても魅力的で、何の予備知識無しに見ていても引っ張っていかれました。THE冠は中年とハゲの悲哀ただようヘビメタおじさんでした。ベテランだけあって一切の迷いのないネタバンドっぷりには拍手あるのみ。

外に出てGoliathのステージを鑑賞。ほとんどMCを挟まなかったり、ハウリングを直さないままぶっきらぼうにステージを去ったり、迷いのないダークなコンセプトにはやはり心惹かれます。イマイチ大きな音の出ないステージだったのとお天道様が致命的に似合わないことがあって、凄いパフォーマンスとまでは言えないかなぁ、と思いました。屋内ならばまた違った印象を受けたはずなので、その点は残念。

ぼんやり見てたセックスマシーンのボーカルが僕のすぐ目の前にクラウドサーフされてきてびっくり。そのままcoldrainをかなり前の方で見ました。彼らのライブを見るのも二回目だし何か新鮮な経験があったわけではないけれど、どうやら俺はこの手のメジャー感あふれるラウドなバンドが原体験の一つのようで、嫌いになれるはずも無いですね。去年のComin' Kobeよりもフロアの反応がアツいように感じました。新作からのSix Feet Underや1stからのFinal Destinationなどをはさみつつ、概ねベストヒット的選曲。Die Tommorowで俺は年甲斐もなく涙ぐんでしまったり…

そのままアイスクリーム食いながらワールド記念ホールへ。途中見かけたRhycol.というバンドに後ろ髪惹かれるもスルー。入場したらちょうど円広志がシタール奏者を従えて演奏していたところでした。ヘイスミス/ラスベガス待ちの体力を持て余したキッズが円陣を組んで宴会芸をやってたり、夢想花に合わせてジャンプしたりサークルピットくんだり、挙句の果てにはダイブしたりしていました。みんな馬鹿だなぁ。その後のHEY-SMITHは初めて見たバンドなのだけれど、これがまたフェス向きのスカパンクでして、円陣組んでワイワイツーステップしてたらちょっと体力を使いすぎたらしく、肝心のFear, and Loathing in Las Vegasではイマイチ暴れられなくなってしまいました。とは言え持ち味のヤケクソなアッパーさは健在で安心するやら心躍るやら。彼らの終わったタイミングで帰路につきました。来年も楽しめると良いなぁ。

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