2012-08-25

8月24日 Hammer Sonic at 難波ロケッツ

今年もハマーソニックに行って来ました。今年は2日に渡っての開催ですが、なんやかんやあって参加は一日目のみに。2日目もむせ返るほどに濃密な面子だったので惜しいのですが…

ハマソニのLockerzアカウントで当日の写真がうpされているので貼っておきます

Five No Risk
ボーカルの人の生き生きとしたステージングが楽しかった。比較的明るいサウンドもライブで見るとすごくハマる。ステキだよな、あーいうの。

She luv it
チューリップハット被ったフロントマン含め、とても強面のビートダウンを演るバンドには見えなかったのだけど、いざ始まってみると凄まじくゲスい音を鳴らすバンドに様変わり。曲の間にノイズを垂れ流したりしていて、モッシュピットを沸かせようという意図は希薄に感じました。重たいサウンドを鳴らそうという意図を超えて「悪意を表現しよう」という印象を受けました。こえー。

Eternal Elysium
まさかの出番早め。大ベテランだけあって期待通りのパフォーマンス、このグルーヴ感たまんねえわ見れてよかったー。新作ep収録予定のプロレスラーに当てたテーマソング含め、全4曲とサックリながら存在感は抜群、大盛り上がりでした。大阪での次のライブは10月、Sardonisとツアーを周るということでこちらも楽しみです。

Second To None
去年のハマソニで見て以来ですね。スラッジコアに限りなく近いビートダウンという印象は変わらず。音的には大好物だがまだまだモッシュピットに飛び込む勇気はないなぁ。

envy
最近の「安らぎが君の名を呼ぶように」「worn heals...」からド定番の「左手」を含む、新旧の代表曲を揃えたセットリスト。どの曲でもしっかり盛り上げてくるしで大満足。ブレないなぁ、安定してるなぁと思いました。実際、数々のライブを経て相当洗練されているのだと思います。エンディングへ向かう展開が圧巻で、「暖かい部屋」の轟音叙情パートから間髪入れずカオティックな方向へ針を振り切り(何の曲をやったんだろう、「狂い記せ」かと思ったけど間奏パートがなかったし)、最後はギターを照明に吊り下げて思いっきりノイズを垂れ流しながらドラムも乱れ打ち、ひとしきりカオスで箱を満たしたところでフッと音量をオフにして終演、客照on。この演出はド肝を抜かれました。個人的には正面最前列でenvyのライブをがっつり見られたということが何よりも嬉しいですね。

Palm
先週の日曜日にタイムボムというレコ屋でインストアライブをやってたのを見に行って、新譜を何周か聴いて、新曲の破壊力を確認した上でのライブ参加。インストアライブで暴れられず溜まっていた鬱憤をモッシュピットで放射したのでスッキリ!持ち味のパワフルさはここでも存分に発揮されておりました。ものすごいパワーよね。

Black Breath
ロケッツに野獣めいた咆哮が木霊する!メンバー全員が小汚い!w強烈なパワーを叩きつけつつ、他方で緩急を踏まえたセットリストのバランス感覚も良く、45分間飽きることなく楽しめました。ひたすらヘドバンと拳を付き合わせるパフォーマンスに徹するステージングを見てると、腕をブンブン振り回してモッシュするよりもヘドバンする方が適当ではないかと思われました。そういう意味でかなりデスメタル的なライブだったのかなと。ハードコアとスウェディッシュデスメタルの間の子みたいな言われ方がよくされているのですが、ライブを見る限りだと8:2でデスメタル寄りなのでは。

Deadly Spawn
テクニカルなリフワークと堂々としたパフォーマンス、なるほど一線級だなぁと。最後の曲がカッコ良かったねえ

Dub 4 Reason
真っ赤な照明とスモークが全てを覆い尽くし、レーザーライトがステージから飛び交う中、これでもかってほどドープなダブが展開される。多彩なギターエフェクトは時にヘヴィに時にサイケにリズムの上を飛び交い、トリップ感を加速させていきます。いやーかっこいいなぁ、これも見に来て良かったなぁと思えるアクトでした。

EX-C
深夜4時前だってのに客も演者もハイテンションで明るく楽しくハードコア。この時間帯にこんな愉快なものが見られるとは。

不幸
早朝5時にドゥームメタルとか殺られたら…そりゃ聴きながら半分寝てました。それはそれで涅槃に限りなく近いのかもしれませんがw

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